先頭打者に四球・死球で試合の流れは悪くなるのか?

先頭打者に四球・死球で試合の流れは変わるのか

 

先頭打者に四球(死球含む以下省略)をだすと、試合の流れがかわり、失点しやすくなる
いわれる。プロ野球などをみていると解説者の定番フレーズだ。

 

そんな解説なら聞き飽きたをいいたいところだが、
統計的にホントなの?と思ったことはないだろうか。

 

とにかくランナーがノーアウトででるわけだから、得点のつながりやすいのは
事実だが、この話はあくまで四球の場合であるから
比較の対象としては、安打と四球でどちらが失点される可能性が
たかいかという比較が正確な検証だろう。

 

その検証をした本をみつけた。
『野球人の錯覚』 加藤英明・山崎尚志著である。
この著作は野球に関する都市伝説的なことをデータで
検証している、是非、購入をお勧めする。

 

さて、この著作に、同件の検証結果がある。
失点確率は、安打の場合40.5%、四球の場合39.0%
平均失点は0.83とほぼ同じであった。

 

な、なんと統計的なデータからいえば、
ヒットだとうが四球だろうが失点への影響は同じ。

 

イメージからすれば、とっとと守備を終わらせて攻撃したい
見方からすれば、投手のノーアウトからの四球は空気読めくらいむかつく・・
つまり、リズムが崩れる。

 

次もボールかと思うと(もしくは潜在意識で)、自然とボールへの対応が遅れる。
そうすると余計安打を続けられる可能性が高まる。

 

一方、相手チームからすれば、四球はなんともうれしいプレゼント。
ヒット1本でノーアウト1.3塁というビックイニングのチャンス。

 

錯覚というか、思い込みというのは野球の中でもあるようだ。
結果投手としては、四球を出したことに罪悪感をそれほどもたず
次の打者をうちとることに集中すればいいともいえる。

 

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